近年、ビットコイン(BTC)は単なる暗号資産(仮想通貨)の枠を超え、資産運用やポートフォリオ管理において重要な存在となっています。
特に2024年は、現物ETFの承認 や トランプ大統領による「国家戦略ビットコイン準備金」の提案 などにより、かつてないほどの注目を集めました。
本記事では、「ビットコインとは何か?」 「ビットコインを資産に組み入れるべき理由」 「ビットコインの購入方法や保管方法」について、メリット・デメリットを交えながら初心者にも分かりやすく解説します。

また、世界最大の資産運用会社であるブラックロック は、投資家のポートフォリオの 1~2%をビットコイン(BTC)に配分することを推奨 しています。
この機会に、ビットコインの可能性について考えてみてはいかがでしょうか?
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ビットコイン(BTC)とは?
ビットコイン(BTC)は、一番初めに誕生した暗号資産(仮想通貨)で、暗号資産市場の約50~60%を占めています。

正直、ビットコイン(BTC)が何なのか知らないのよね…

ビットコイン(BTC)は主にインターネット上でやり取りできるデジタル通貨で、
円やドル、ユーロなどの法定通貨と違って実物がないんだ。

電子マネーとも違うのよね?

そうだね!
違いを説明するのに下記の図が分かりやすいよ!
・法定通貨や電子マネーは「集中管理型システム」
お金やデータを一つの機関(政府や企業など)が管理する仕組み。
例えば、法定通貨(円やドル)は中央銀行が発行し、銀行が取引を記録している。
SuicaやPayPayなどの電子マネーも、運営会社が残高や取引を管理している。
このように、一つの管理者が全ての記録を管理し、ルールを決めるのが「集中管理型システム」
・暗号資産(仮想通貨)は「分散型台帳」
お金やデータの記録を一つの場所ではなく、みんなで共有・管理する仕組み。
例えば、ビットコインでは、世界中のたくさんの人(コンピューター)が取引の記録をコピーして持ち合い、お互いにチェックしながら正しいデータを保っている。
一つの管理者に頼らず、みんなで確認し合うことで、不正や改ざんを防げるのが「分散型台帳」

暗号資産の「分散型台帳」を可能にしているのが「ブロークチェーン技術」です。
・ブロックチェーン技術
取引データを「ブロック」にまとめて、鎖(チェーン)のように順番につなげて記録する技術です。
みんなが同じデータを持っていて、新しい取引があると、正しいかどうかをみんなでチェックしてから追加する。
一度記録されたデータは変更できないから、不正や改ざんがしにくく、安全に取引できます。


つまり、ビットコイン(BTC)は、特定の権力者や団体に縛られず、「公平性」と「透明性」が高い資産として注目され、資産保全の手段としての地位を確立しつつあるんだ!
※ビットコイン(BTC)以外、他の暗号資産はアルトコインと呼ばれ、ビットコインをもとに作られています。

例えば有名なアルトコインのイーサリアム(ETH)は、ビットコインの「ブロックチェーン技術」にアプリケーションを載せた「分散型アプリケーション」で、特定の企業や管理者がいなくても動くアプリを開発しています。
ビットコイン(BTC)のメリット
- 希少性がある
- 24時間売買可能
- 圧倒的な成長性
- 資産の逃避先
希少性がある
ビットコインは、発行上限が2,100万枚と決まっており、それ以上増えることはありません。
政府などが自由に発行できる法定通貨と違い、供給量が制限されているため、需要が高まると価格が上昇する仕組みになっています。
特に、約4年ごとに訪れる「半減期」では、マイニングによる新規発行量が半減するため、長期的に希少価値が増していきます。
24時間売買可能
株式市場とは異なり、ビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)は土日祝日を含め、24時間365日取引が可能です。
これは、ブロックチェーン技術を基盤とする分散型ネットワークにより、中央機関を介さずに取引ができるためです。
この特徴により、いつでも市場の動向に応じた売買を行うことができ、急な価格変動にも対応しやすくなります。
また、世界中の取引所で利用できるため、国や地域の制約を受けにくいのも大きなメリットです。
圧倒的な成長性
ビットコインは、2009年の誕生以来、驚異的な成長を遂げています。
最初は数円程度だった価格が、2024年には一時1600万円を超えるなど、圧倒的なリターンを生み出してきました。
2010年:1BTC=約0.07円
2017年:1BTC=約200万円
2021年:1BTC=約700万円
2024年:1BTC=約1,600万円
成長の背景には、以下のような要因があります。
- 企業や機関投資家の参入
- 国の採用(エルサルバドルでは法定通貨化)
- ビットコイン現物ETFの承認
特に、最近ではトランプ大統領が提案した「国家戦略ビットコイン準備金」で、米国政府が戦略的にビットコインを保有する可能性も高くなっており、さらなる成長が期待されています。

短期的な乱高下が激しいものの、最高値を更新し続けています!
資産の逃避先
ビットコインは「デジタルゴールド」とも呼ばれ、インフレや金融危機が発生した際に資産を守る手段として注目されています。
例えば、政府の財政不安や急激なインフレが起きた際、法定通貨の価値が下落することがあります。
そのような状況でも、ビットコインは政府の政策に左右されにくいため、資産を保全する手段として活用されることが増えています。
発展途上国では、自国通貨が不安定なために、ビットコインを資産として保有する人も増えており、国境を越えた価値の保存手段としての役割も果たしています。

日本の2024年12月末時点の借金が1317兆6365億円と過去最高だったと発表されました。
円の暴落が絶対ないとは言い切れないため、資産の約1~5%はビットコインや金などで保有しておいても良いと思います!
ビットコイン(BTC)の注意点
- 歴史が浅い
- 価格変動が大きい
- 税制面が不利
- ハッキングリスク
歴史が浅い
ビットコインは2009年に誕生した、比較的新しい金融商品です。
伝統的な資産である株や債券と比べると、実績や信頼性が確立されていないため、今後どうなるか予測が難しいです。
例えば、法規制の強化や市場の変化によって大きく価値が下がるリスクも考えられます。
長期的な視点で見ると、新しい技術や仕組みが出てきたときにビットコインがどう対応するかも未知数です。
価格変動が大きい
ビットコインの価格は、短期間で大きく上下することが特徴です。
市場のニュースや有名人の発言、規制の動きによって、数時間で何十%も値動きすることも珍しくありません。
例えば、2021年には短期間で50%以上の下落を経験しました。このような急激な価格変動は、精神的にも負担が大きく、初心者には難しい面があります。
税金面が不利
日本では、ビットコインなどの暗号資産で得た利益は雑所得として扱われます。
そのため、累進課税が適用され、他の所得と合算されると最大で45%の税率がかかる可能性があります。
また、仮想通貨同士の交換でも課税対象になるため、取引が多いと計算が煩雑になりやすいです。税金対策をしっかり考えておかないと、思わぬ出費に悩まされるかもしれません。

海外では、暗号資産にかかる税率が抑えられている国が多いんだけどね…
日本も今後変わっていく可能性はあると思うけど、まだ先の話になりそうです。
ハッキングリスク
マウントゴックス事件やコインチェック事件をはじめ、仮想通貨取引所でのハッキングによる流出事件は度々発生しています。
2024年には「DMMビットコイン」でも流出事件が発生し、その影響を受けて、同社は2025年3月を目途に顧客の口座や預かり資産を「SBI VCトレード」に移管し、事業を廃止する予定となっています。

そんなにハッキングなどの流出事件が発生していたら、安心して購入できないわ!

そうだね。
私は、リスクを少しでも下げるために複数の取引所を利用したり、ハードウォレットを利用したりしているよ!
※日本の取引所は「顧客資産の分別管理」が厳格に義務付けられているため、万が一の場合も資産が保護される可能性が高いが、リスクがゼロになるわけではない。
ビットコイン(BTC)を資産に組み入れるべき理由
ここまでに紹介したメリットやデメリット(注意点)を踏まえたうえで、それでもビットコインを資産に組み入れるべきと考える理由を3つご紹介します。
長期的な成長が期待できる
ビットコインは、この10年以上にわたり大きな成長を遂げてきました。
2010年には 1BTC=約0.07円 だったものが、2024年には 一時1,600万円を超える など、その価値は飛躍的に上昇しています。
途中、マウントゴックス事件やコインチェック事件、さらにはFTXの経営破綻といった市場の混乱がありましたが、それらの危機を乗り越え、乱高下を繰り返しつつも長期的に見れば右肩上がりの成長を続けています。
インフレ対策・資産の逃避先として優秀
ビットコインは 「デジタルゴールド」 とも呼ばれ、インフレや金融危機が発生した際に資産を守る手段として注目されています。
法定通貨は 政府が自由に発行できるため、インフレによって価値が下がるリスク がありますが、ビットコインは発行上限が 2,100万枚 と決まっているため、供給が増えず価値の希少性が保たれます。
自国通貨の不安定さ からビットコインを保有する人が増えており、 国境を越えた価値の保存手段 としての役割を果たしています。
将来的に、世界中で 「資産保全の手段」 としてのビットコインの需要がさらに高まる可能性があります。
自分で資産を管理できる
ビットコインの大きな特徴は、 中央機関に依存せず、自分で資産を管理できる という点です。
法定通貨は銀行に預けるのが一般的ですが、 銀行の破綻や政府の規制による資産凍結 のリスクもゼロではありません。
しかし、ビットコインは ブロックチェーン技術を基盤とする分散型ネットワーク により、 第三者に頼ることなく、自分自身で資産を管理 できます。
複数の取引所を利用したり、コールドウォレット を利用すれば、ハッキングリスクも最小限に抑えることもできます。
つまり、ビットコインは 「自分自身の手で資産を守れる金融資産」 であり、これは他の投資商品にはない大きな魅力です。
ビットコイン(BTC)の購入方法と保管方法
ビットコインの購入方法
- 国内の暗号資産(仮想通貨)取引所で
- 取引所で(販売所は×)
- メイカー取引で(テイカー取引×)
- 毎月積立投資する(一括投資は×)
国内の暗号資産(仮想通貨)取引所で
まず、間違っても海外の暗号資産取引所を利用しない!!!
日本の取引所では、金融庁から「顧客資産の分別管理」が厳格に義務付けられているため経営破綻やハッキングなどの万一の際も資産が保護される可能性が高いです。(リスクがゼロになるわけではない。)
しかし、海外の取引所は、日本の金融庁から認可を受けていないため保護されない可能性があり、あくまで自己責任での利用となります。

ビットコインを購入するのに、わざわざリスクの高い海外の取引所を利用する必要はないってことですね!

そうだね!
そして、万一の経営破綻やハッキングリスクリスクなどに備えて、国内の取引所は最低でも2つは開設しておきましょう!
セキュリティー面や万一の保障面を考慮して、私がおすすめする国内の暗号資産取引所は、「GMOコイン」「bitbank(ビットバンク)」です。
※必ず金融庁に登録されている暗号資産交換業者を利用するようにしましょう。
暗号資産交換業者一覧 kasoutuka.pdf kasoutuka.xlsx
▼GMOコインの口座開設はこちら▼
GMOインターネットグループ(東証一部上場)の【GMOコイン】
▼bitbankの口座開設はこちら▼
口座開設の方法も紹介していますので参考にしてください。
取引所で(販売所は×)・メイカー取引で(テイカーは×)
口座開設後、ビットコインを購入する際は、販売所ではなく取引所で購入しましょう!
また、取引所で購入する際は、指値注文でメイカー取引をしましょう!
「取引所で指値注文でメイカー取引をする」ことでお得にビットコインを購入することができます!
簡単に説明すると手数料が一番お得な買い方のためです!
購入方法など詳しくは下記の記事を参考にしてください。
毎月積立投資する
毎月、自分の決めた日に一定の金額のビットコインを購入しましょう。
いわゆる「ドルコスト平均法」です。
※ドルコスト平均法とは、一定の金額で定期的に投資を行う手法です。 価格が高いときは少なく、安いときは多く購入するため、購入単価を平準化し、リスクを抑えながら長期的に資産形成ができます。
NISAで積立投資している方には、おなじみの投資法ですね。
ただし、NISAと違い毎月自分で購入する必要があります。
※積立サービスは販売所の価格での購入になるため利用しないようにしましょう。

ビットコインの値動きの幅は、正直NISAなどで購入しているオルカンやS&P500の非ではないため、一括投資はおすすめしません!
ビットコインの保管方法
投資金額にもよりますが、基本的には国内の取引所で2~3口座を開設し、分散して保管するだけでもリスク管理として有効です。
しかし、それでも リスクが完全になくなるわけではありません。
リスクを限りなくゼロに近づけたい場合は、ハードウォレットを購入し、ビットコインをオフラインで保管するのがおすすめです。

ハードウォレットにも、物理的な盗難や紛失、またリカバリーフレーズ(合言葉)の漏洩によって資産を失う可能性はあります。
少なくとも数百万円以上を暗号資産に投資している方のみ検討してみましょう。
▼おすすめのハードウォレットはこちら▼
まとめ
ビットコインは、その希少性や成長性によって、資産形成の手段として注目されています。
価格変動が激しく、短期間で大きく価値が上下するリスクがありますが、長期目線で少額から積み立てる「ドルコスト平均法」を活用することで、リスクを抑えつつ資産形成を行なえます。
また、ビットコインは中央機関(国や中央銀行)に依存せず、自分で管理できる自由な資産 です。
特定の権力者や団体に縛られることがないため「公平性」と「透明性」が高いことも人気の理由です。
インフレや経済危機、 銀行の破綻や政府の規制による資産凍結など、万一のリスクヘッジのため資産の1~2%の保有を検討してみてはいかがでしょうか?
お金をかけずに無料でビットコインがもらえるアプリについては下記の記事で詳しく紹介しています!
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