歩くだけでポイントが貯まる「歩いてポイ活アプリ」が話題になっていますよね。
私も「通勤や買い物のついでにポイントがもらえるならお得かも!」と思い、いくつものアプリを実際に使ってきました。
いくつものアプリを試してきた中で、「これはすごい!」と感じるものもあれば、「あれ?」と思うような体験をしたこともあります。中には、思わぬ展開にがっかりしたこともありました。
今回は、そんな実体験から学んだ「換金できなかった歩いてポイ活アプリ」について、なぜ換金に至らなかったのか、その理由や注意点などを詳しくご紹介します。
これからポイ活を始めようと思っている方の参考になればうれしいです。

私が飽き性なのも原因のひとつかもしれませんが…

話半分くらいに聞いた方が良いかもしれませんね!
換金できなかったアプリの実態
- 歩数や移動距離に応じてポイントが貯まる
- 一見、他のアプリと大差ないように見える
- シンプルで使いやすい
ポイ活アプリと聞くと、「誰でも簡単にポイントを貯めて、現金や電子マネーに交換できる」というイメージを持ってしまいがちです。
実際、私もそう思って始めました。
しかし、すべてのアプリが「貯めやすい」わけではありません。
実態としては、思っていたよりもポイントが貯まらなかったり、換金の条件が厳しかったりといったケースが多くありました。
また、せっかくダウンロードして毎日歩いていたのに、いつの間にかサービスが終了してしまうという、想定外の出来事も……。
期待していた分、がっかり感も大きく、「もっと早く見極めておけばよかったな」と後悔したアプリもあります。
なぜ換金できなかったのか?

私が実際に換金できなかったアプリには、以下のような事例がありました。
1. 換金までに必要なポイント数が多すぎる
ポイントの交換は、「最低交換単位が1,000円分の10万ポイントのみ」といったアプリもあり、一見簡単に見えても、実際には1日で貯まるのはせいぜい200〜300ポイント程度なんてことも。
これでは毎日コツコツ使っても、換金までに相当長い年月がかかってしまいます。
もちろん、続ければいつかは交換できるかもしれませんが…
やっぱり、少ないポイントでも交換できるアプリの方が、達成感が得られてモチベーションも保ちやすいですね!
2. 動画広告の視聴が必須&時間がかかる
ポイント獲得のために毎回動画広告を見なければならず、1回あたり60秒以上の広告が何度も出るため、時間的な負担が大きくなります。
3. サービス終了でポイントが無効に
コツコツ貯めていたのに、ある日いきなり「サービス終了のお知らせ」が届いてビックリ。
ポイントの使い道がなくなり、これまでの努力がすべて無駄になってしまいました。
信頼できる企業が運営しているアプリなら、事前に終了の案内があって、ポイントの交換もちゃんとできることが多いです。
でも中には、予告もなく突然サービスを終了して、全く交換できなかったケースもありました。
交換できていない・できなかった・続けられなかったアプリの例(※体験談)

コインシティ:最低交換ラインが高すぎる
1ポイント=0.01円相当で、最低換金ラインが1,000円(=10万ポイント)。交換先も今のところ「Amazonギフトカード」のみ。
私の場合、歩数と移動で獲得できるポイントが1日100~200ポイントが限界だったため、約1年使ってもまだ換金できず。
もう半年くらいで交換できそうです。
「なんとなく続けていれば換金できるはず」と思っていたのですが、思った以上にハードルが高かったです。

テクプラーム:動画広告が多すぎる
ポイント獲得には動画広告が必須。それだけなら他のアプリも同じようなものだが、何の機能を使うにも動画広告を見る必要があり、疲れてリタイア。

ただし、最低交換ラインは10円分とかなり敷居は低くすぐに交換できるため、楽天経済圏の方は利用を続けても良いかもしれないですね!
STEPPER(ステッパー):事前通知なしのサービス終了
貯めたポイントは何の役にも立たず…。
2024年7月末に事前告知なくサービスが終了してしまいました。
本当に突然のサービス終了だったため、貯めたポイントが無駄になった方も多いと思います。
私も正確なポイントは覚えていませんが無駄にしてしまいました。
大手が運営しているポイ活アプリ以外は、こまめにポイント交換しておくべきですね!

Miles(マイルズ):当日通知でサービス終了
2025年5月14日に突然サービスを終了しました。
終了の案内が届いたのは当日。事前の予告もなく、多くのユーザーが貯めていたポイントを無駄にしてしまったのではないかと思います。
そもそもMilesは、途中から無料プランではポイント回収が自動から手動に変わったり、人気の交換先だったAmazonギフト券が常に在庫切れだったりと、「使いづらさ」が増していました。
それに伴って、ユーザー離れも進んでいたのかもしれません。
それでも長く続いてきたアプリだからこそ、最後はもう少し丁寧な対応をしてほしかった…というのが正直な気持ちです。

ZEN(ゼン):わずか半年でサービス終了
2024年9月にリリースされたアプリが、わずか半年でサービス終了となってしまいました。
終了の案内が届いたのは2月28日で、実際の終了日は3月7日。期間は短かったものの、STEPPERやMilesと比べると、まだ良心的な対応だったと言えるかもしれません。
「日々の幸せを大切にできる人を増やす」という素敵なコンセプトのもと、誰かと一緒に歩くとポイントが1.5倍になる仕組みが気に入っていただけに、とても残念です。

逆に「使ってよかった」と思えたアプリ

もちろん、すべてのアプリが悪かったわけではありません!
中には「これはおすすめ!」と感じたアプリもありました。
安心して長く使えそうなアプリ
信頼できる企業が運営していて、急なサービス終了の心配が少ないアプリを紹介します。
トリマ
動画広告があるものの、移動距離や歩数に応じてポイントが貯まりやすく、換金もしやすいです。累計ダウンロード数も2,000万を超えていて、たくさんの方に使われているのも安心ポイントです。
»「トリマ」の使い方

あるくと(aruku&)
東証プライムに上場している凸版印刷株式会社のグループ企業の株式会社ONE COMPATHが運営しているため信頼できます。
自治体などでも紹介されているアプリなので安心して利用することができます!
»「あるくと(aruku&)」の使い方
BitWalk(ビットウォーク)
歩くだけで暗号資産「ビットコイン(BTC)」がもらえるユニークなアプリです。
同じようなアプリをいくつも提供している運営元なので、急にサービスが終了する心配も少なそう。
「暗号資産に興味はあるけど、自分のお金で投資するのはちょっと不安…」という方にもおすすめです。
»「BitWalk(ビットウォーク)」の使い方
動画広告なしでもポイントがもらえる
広告を見なくてもOK!サクッとポイントが貯まる手軽さが魅力的なアプリを紹介します。
MoneyWalk(マネーウォーク)
広告は記事形式なので動画視聴のストレスがなく、スキマ時間でサクッとポイントが貯まるのが魅力。忙しい人にもおすすめです。
»「Moneywalk(マネーウォーク)」の使い方
Vヘルスナビ
バーチャルで世界遺産を巡るウォークラリーを楽しみながら、Vポイントがもらえるアプリです。
1日1回アプリを開くだけ、ほとんど時間をかけずに利用できます!
»「Vヘルスナビ(旧Tヘルスケア)」使い方
交換までのハードルが低い
毎日使えばすぐにポイントが貯まり、気軽に交換できるアプリを紹介します。
えみぅ
歩くだけでなく、育成要素もあるため、楽しみながらポイ活できます。
100円分と少額から交換ができるため、「はじめてみたけど何も交換できないまま辞めてしまった…」といったことは少なさそうです!
»「えみぅ」の始め方と使い方
ポイすら
「えみぅ」と同じ運営元が提供しているアプリで仕組みもよく似ています。
昔、流行した「たまごっち」のような感覚で、育成を楽しみながらポイ活できます。
»「ポイすら」の始め方と使い方
楽天ヘルスケア
1日5,000歩以上歩くと翌日に楽天ポイントがもらえるアプリです。
獲得した楽天ポイントは、通常の楽天ポイントと同じように利用できます!
»「楽天ヘルスケア」の使い方【お得に始めるための注意点を紹介!】
まとめ

歩いてポイ活アプリは、とても魅力的なサービスですが、すべてのアプリが換金しやすいわけではないというのが正直な感想です。
- 換金までの道のりが遠すぎる
- 広告視聴の負担が大きい
- サービス終了のリスクもある
これらを踏まえたうえで、「無理なく続けられるか?」「ある程度の期間で換金できそうか?」「急なサービス終了はなさそうか?」を見極めてアプリを選ぶことが大切です。
私の体験が、これから歩いてポイ活を始めようとしている方の参考になれば幸いです。
また、最低これだけは試して欲しい「歩いてポイ活アプリ」は下記の記事で紹介しています。
参考にしてください!
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